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中年のパフォーマンス維持


みなさんは中年のパフォーマンスという言葉を聞いてどのようなイメージを持ちますか?
キングカズのような超人的なスポーツ選手でしょうか?
それとも60歳でトライアスロンの大会に向けて佐鳴湖を驚異的なスピードで走っているランナーでしょうか?
いつまでもある一定レベルの身体能力を保ち、そのステージで活動しうるパフォーマンスを発揮しているという意味で素晴らしいですよね。
しかし、現実的にはもっと日常生活上や趣味のスポーツを充実させているくらいのパフォーマンスでも十分ですよね。


身をもって感じた衰え

私自身30歳くらいまでラグビーやっていました。
ダッシュ、ジャンプ、タックルなどのコンタクトプレーもやっていました。
ゴルフも280ヤードくらい飛んでいましたし多少身体は固いもののそこそこ動けていました。
しかし仕事や家のことで徐々に少しずつゆっくりと知らず知らずのうちに運動しなくなっていました。
その結果20年後の現在は、ダッシュすると肉離れ、ジャンプすると腰痛、朝起きると首痛、ゴルフは230ヤードが関の山、というように日常生活やちょっとした運動でけがをするようになったのです(笑)。


トレーニング内容は二の次?

中年ど真ん中、身をもってコンディショニングの大切を感じております。
どうしたら自分のパフォーマンスを維持できるのか?日々考えさせられます。
こんなことをやれば効果がありそうだというのは分かっています。
しかし現実的に維持できないという事は、トレーニングの内容の選択もさることながら、ほかにも原因がありそうです。

コンディション維持が難しい3つの理由

中年世代にとってコンディショニング維持が困難な因子は次の3つではないかと考えます。
まず1つ目、習慣化できない。運動は習慣化できないと維持できません。
脳は新しい習慣が嫌いという性質もありますし、いきなり高い目標を掲げてしまい挫折してしまいます。
2つ目は効果が分かりにくい事。コンディショニングはわりと地味な作業です。
急にマッチョになったり走るのが早くなったりするわけではないのでまあいいかとなってしまいがちです。
3つ目はトレーニングを教えてくれたり頑張った後に褒めてくれる人が身近にいない事。
なにか新しい事を始めるときは伴走してくれるヒトがいないと張り合いもなく自分ひとりの意志に頼ることになります。
実際きついメニューもありますしね。


決め手は中毒性

コンディション維持に必要なことはズバリ習慣化です。
習慣化するにはトレーニング行為に中毒性を持っているかが鍵です。
中毒というのは快楽や褒美などの利得を伴います。
マッチョな人がなぜ毎日のように重いバーベルと向き合えるかというと筋トレには中毒性があるからです。
脳内物質の分泌などの生理学的な要因もありますし、自分の身体がみるみる変化していくことが快感になり、周囲からの見る目も変化することが褒美になります。
あと、トレーニングしないと落ち着かない強迫観念も出てくるようです。


私のコンディショニング中毒性

中年のコンディショニングへの中毒化はひと工夫必要かもしれません。
身体が軽く感じ、能力が上がるのを感じることができればそれに越したことはありませんが、私は軽く汗をかいた後のビールが褒美になります。
頑張った後なので罪悪感なくグビグビいけます(笑)。
また、腰の痛みが取れて気分よくゴルフを楽しめることも本当に良かったと思えますし、これからもコンディショニングを継続しようと思っています。


まとめ

まとめると中年のコンディショニングを保つにはいかに心地よい運動を継続し、運動後に褒美が待っていて、好きな趣味活動も充実できるかに掛かっているように思います。
中年という責任世代は自分のことだけに注力できません。
その中でいかに時間とモチベーションを確保できるかがカギとなりそうです。
“そんなことは分かっているけどなかなか続かないんだよね~”と皆さんから声が聞こえきそうですね。
一人で継続ができないのであれば是非私たちにお手伝いをさせもらえたらと思います!
一緒に運動習慣化を獲得しましょう!