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肩甲骨動かしてますか?



デスクワークで肩こりがひどい
最近手が挙がらない
そんな悩みはありませんか?
肩こりは日本人に多い自覚症状の1つです。
厚生労働省の国民生活基礎調査(2019年)では、日本人が訴える自覚症状の中で肩こりは男性では腰痛に次ぐ第2位、女性では第1位と報告されています。
デスクワークなど生活環境や年齢・筋力などの身体的状況などさまざまな要因が考えられますが、今回は「肩甲骨の動き」に着目して解説していきます。
肩甲骨がしっかり動くようになると肩こりの予防や肩こりの症状軽減が期待できるんです。

姿勢が悪くなると肩が上がる

デスクワークでは長時間同じ姿勢をとり続けますよね。
良い姿勢をとり続けるのは難しいので、徐々に背中は曲がり、肩が上がり顎が前に出てくる結果、姿勢が崩れてしまいます。
冬の寒い日に背中を丸くして首をすくめてポケットに手を突っ込んでいる姿勢も同じですね。
こんな姿勢になると首から背中、肩甲骨についている筋肉がガチガチに硬くなってしまいます。
ガチガチに硬くなった筋肉は血行が悪くなり、痛みを伴いこともあります。
手が挙がらない原因はさまざまありますが、肩甲骨がうまく動いていないことも要因の1つです。
手を挙げる動きに連動して肩甲骨が動かなければいけません。
しかし、先のように姿勢が悪くなり肩甲骨が上がった状態のままでは手はうまく挙げられません。

まずは上がっている肩を下げよう

手が挙がらない、姿勢が悪い人の多くで肩甲骨周りの筋肉に力が入っており肩が上がってしまっています。
「そんなことはない!肩に力なんて入れていない!」と思う人もいるかもしれません。
しかし、悪い姿勢をとり続けているとその姿勢が普段の姿勢となり、習慣(その人のクセ)になってしまいます。
肩が上がっている状態が続いていると自分も気づかないうちに首や肩周りの筋肉が常に力が入った状態になります。
姿勢が悪く、肩が凝っている人がまずしなければいけないことは「肩の力を抜く」ことなんです。

肩甲骨の動きを良くする運動3選

では、実際に肩甲骨の動きがよくなる運動をご紹介します。

1.肩の上下運動

① イスに浅く腰掛けます
② 肩から首にかけて力を入れ、肩をすくめるように持ち上げます
③ 肩から首にかけて入れていた力をふっと抜いて、肩を下げます

ポイントは入れていた力を抜いて「肩を下げる」ことです。

2.肩回し運動

① イスに浅く腰掛けます
② 両手を肩に手を当てます
③ 肘を大きく回して円を描くように動かします

ポイントは「肩甲骨から動かす」ことです。

3.手の上げ下げ運動

① イスに浅く腰掛けます
② 片方の手を天井に向けて上げます。もう一方の手は体側に垂らします
③ 上げた手は天井に向けさらに伸ばし、下げた手は床につこうとさらに下げます

ポイントは下げる手の脇腹に力を入れて下げることです。

まとめ

四十肩に五十腕という言葉があるように年とともに体のあちこちが痛んできて動きが悪くなってくるものです。
しかし、姿勢や身体の使い方が変化することで予防や改善も可能です。
つまり日々のメンテナンスが重要になるわけです。
今回は肩こりや手が挙がらないなどの悩みに対して肩甲骨を動かすことの重要性をご説明してきました。
ぜひ、肩甲骨を動かして肩周りをスッキリさせましょう。
四十肩や五十肩、首の疾患など肩が挙がらない理由はさまざまです。
まずはアビリティプラスのスタッフまでご相談ください。