グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



サイトマップ

Home >  コラム >  プロテイン(タンパク質)を理解しよう

プロテイン(タンパク質)を理解しよう


プロテインのイメージ

近年のフィットネスブームに伴い、通販サイトやドラッグストアでその数を増やし続けているプロテイン。
皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか?
「マッチョの飲み物」、「部活動で飲まされる美味しくないやつ」、「運動習慣がない人には無縁」など様々かと思います。
今回はプロテインにまつわる誤解を解き、その有用性について理解を深めていきましょう。



プロテインとはすなわちタンパク質

プロテインは英語でタンパク質を指す言葉です。
市販のプロテインは、正確にはプロテインパウダーで、粉末状に加工したタンパク質です。牛乳からチーズを作る過程で生まれるホエイを原料にしたホエイプロテインが多く出回っています。
栄養成分としておおよそ70~80%がタンパク質となっているものが多い印象です。
普段口にしている牛肉や鶏肉、大豆などにもタンパク質は多く含まれているわけですから、プロテインがなんら特別なものではないことが分かります。


どんな人にプロテインが必要か?

さて、プロテインが得体のしれないものではなく、ほぼタンパク質であることが理解いただけましたね。
では一体どういう人が飲むべきものなのでしょうか。一言で言ってしまうと、食事から十分にタンパク質が摂れない人です。
人間は最低でも除脂肪体重(体重-体脂肪)の絶対値と同じグラム数以上のタンパク質を1日に摂るべきとされています。
これを割ってしまうと、トレーニングをしても一向に筋肉がつかないどころか、肌の調子が悪くなったり、髪のハリツヤが失われたり、疲れやすくなってしまうなど、様々な弊害に見舞われます。
体重80kg体脂肪率20%の男性を例に挙げて考えてみましょう。
この場合除脂肪体重は80×0.8=64kgで、最低でも1日に64g以上のタンパク質を摂取しなければいけません。
これを食品に換算してみると未加熱の状態の鶏胸肉300gとほぼ同等になります。
そしてこの64gは最低ラインであり、1日の活動量が多い場合や、トレーニングをして今よりさらに筋肉をつけたい場合には、この1.5~2倍は摂りたいところです。
自分の食事内容を振り返り、普段食べている物の成分表示を確認すると、十分タンパク質が摂れているか否かが分かると思います。
これを踏まえて、食品から十分な量のタンパク質を摂取できそうにないなと思う方は、プロテインで補うというのが一つの手段になります。



まとめ

日本人は世界の中でも1日のタンパク質の目標摂取量を満たしている人が少ないとされています。
朝から晩までの食事内容を振り返ると、意外とタンパク質を摂れていなかったなと思った方は少なくないのではないでしょうか?
ライフスタイルや食べ物の好き嫌い、アレルギーなども相まって、なかなか目標摂取量に届かないという方、あるいは競技者として効率よく筋肉を増やしたいと考えている方は、プロテインで補うという方法も是非参考にしてみてください。