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代謝を高めて健康的に生活しよう




今年も残りあとわずかとなり、ようやく冬らしい日が続いていますね。

今年は新型コロナ感染症により新しい生活様式を余儀なくされ、多くの人が行動を制限され、カラダを動かす機会が少なくなったと思います。

これから寒い日が続きますと、体調を崩しやすいといった健康管理も大変になりますが、カラダを動かさない、いわゆる活動量の低下から体型を維持していくのが難しくなってきます。

よく、やせやすい人・やせにくい人という話を耳にしますが、それは「代謝」が良い人・悪い人とも言うことができます。

今日はこの「代謝」というものは何なのかをテーマに話を進めていきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。


基礎代謝とは?

運動をすることでエネルギー(カロリー)を消費するというのは皆さんもご存じだと思いますが、それとは別に、人間が体温を維持したり、心臓を動かす・呼吸をするなど生きているだけでもエネルギーを消費しています。

このエネルギーのことを基礎代謝と言います。

私たちが1日で消費するエネルギーの60%~70%が基礎代謝と言われており、基礎代謝を高めることがより多くのエネルギーを消費するという点で重要になってきます。


基礎代謝に関わっているもの

基礎代謝には、筋肉量や脳の活動、内臓の動きなどが関わってきますが、エネルギーを消費する(代謝)という点で1番は「筋肉量」になります。

筋肉の量なので、よりたくさんの筋肉を持っている人が基礎代謝が高いということです。

筋肉が少ない人と比べて、筋肉が多い人は普通に生活しているだけで、エネルギーを多く消費しているということです。

筋肉がつくとカラダが大きなってしまい、ダイエットしたい人にとっては敬遠させがちな筋力トレーニングですが、基礎代謝を高めてエネルギーの消費効率を上げるためには大事なトレーニングになります。


大きな筋肉を鍛えよう!

代謝を高めることに重きを置いた場合、「いかに効果的に筋肉量を増やすか」がポイントになります。

筋肉量を効率的に増やすには、ズバリ、カラダの中でも特に大きい筋肉「大腿四頭筋」「大殿筋」を鍛えるのが1番です。

具体的にはスクワットやランジというトレーニングを行うのがいいでしょう。

負荷量については運動習慣や痛みの有無などで変わってきますが、低負荷(腰を深く落とさず、中腰に留める)でも筋肉がしっかり疲労するまで回数を行なえれば筋肉はついてきます。



基礎代謝と年齢の関係

「若いころは何を食べても太らなかった」
スポーツをしたり、カラダを動かす機会の多い10代のころは食べても食べても太らない、そんな人もいるかもしれません。

それは、カラダが大きくなる、成長期には大量のエネルギーを必要とし、基礎代謝量が男女とも10代後半にピークを迎えることが要因の1つです。

その後は加齢とともに代謝量は低下していきます。

さらに活動量の低下や筋肉量の減少などにより代謝は低下していきます。

運動により代謝の低下を抑え、筋肉量を増やすことによって代謝を改善することが可能です。

いくつになっても筋力トレーニングを行なえば筋肉量は増えますので、諦めずにトレーニングに励みましょう!


まとめ

今回は代謝についてお話させていただきました。

アビリティプラスにも設置していますInBodyを使用すると、筋肉量を計測することができます。

筋肉量が増えるということが基礎代謝を高めることにもつながりますので筋肉量を1つの目安にしてもらえると良いかと思います。

冬の本格的な寒さがやってきています。

屋外でのウォーキングやスポーツが辛くなってきていますが、代謝を高めて汗をしっかりかけるカラダを作っていきましょう!

そうすることで前回コラム『運動で「汗をかく」習慣がもたらす4つのメリット』にもありました、気持ちの面においても良い効果があると思います。



アビリティプラス トレーナー 菅沼伸悟